前へ
次へ

通販の安い理由は事業側の頑張りにある

通販事業部によれば、紹介する商品をできる限り安く提供できるように、いわゆる事業側が広告費や人件費などの何かしらを削減することによって消費者の懐事情に配慮していることを知って欲しい旨を伝えています。ちなみに、安いから質が落ちるのでは本末転倒で、それでは通販の口コミ、評判を下げる結果に繋げてしまいかねません。安い理由は、流行りや前年度のモデル、取り扱う製品を限定しているなど、多岐にわたります。例えば、今季(今期)流行りとなるタピオカ、それより以前に流行っていたのはナタデココです。誰でも流行りのものに飛びつくもの、少し前に人気だったものにも需要はあるはずです。しかし、押しに押されるタピオカブームでは対抗馬とするには価格でしか勝てないものです。特に食品の通販においては、賞味期限という美味しく食べられる期間が決まっています。だから、安く提供するのです。それは質が悪いワケではありません。また、前モデルだから安いケースは、家電や自動車などに当てはまるようです。通販で自動車を手に入れるケースはマレでしょうが、家電はオンラインストアを設けている大手家電量販店もあるように、気軽に利用されています。一口に家電と言っても、ドラム式洗濯機をはじめ、冷蔵庫などの大型家電は小売店価格数十万円ですから、新製品に手が出ない消費者も少なくないはずです。実店舗でならば、通電していたサンプル家電を訳あり品として安く提供してくれます。新製品が発売となれば、それまで新製品だった家電が古い製品にランクを落とすワケです。しかし、機能はそのまま、ただ新しさを省いただけですが、旧モデルとなるだけで古いイメージが付きやすくなり、安く提供することで在庫を抱えないように工夫がされています。ちなみに、メーカーを限定して販売しているケースもあります。沢山のメーカーを取り扱っているのは魅力的ですが、消費者が信頼しているメーカーも異なりますし、国内のみならず、海外製品までが取り扱われていては在庫の山となり得るリスクも同時に抱えてしまいます。だからこそ、取り扱うメーカーを数社に限定、その分、価格を下げて提供する仕組みで消費者の納得を得るカタチができています。

Page Top